周りに馴染む為に、自我を消す。
出過ぎないよう、至って“並”のフリをする。
スタートダッシュは違反、手を繋いで足を縛って走ろうね。
 転職できるの?石の上にも3年っていう言葉があるのに?
他の人はこうなのに。皆も辛いんだよ。自分だけだなんて。
だから、ね?もう少し 努力しようよ、頑張りなよ。

つまり、我慢しろと。
そう言い換えられるから、怖い。我慢しろ、とハッキリ言われれば
反発のしようがあるのに、努力だとか頑張りという尤もな言葉で
被せるものだから、断る事も逃げる事もできなくなる。
まさに自己犠牲。
忍耐の美学っていうか、そんな感じ。

イジメだって早々から我慢しようね、って結論を上から出される。
先生だったり親だったり。
もっと仲良く出来るよう努力しなさい。
相手の良い所をみる努力はしたの?
頑張ってもっと強くなりなさい。
自分を変えなさい。
。。。。とか何とか。もっと掛ける言葉があるでしょうよ。
強くなりなさいって、我慢してそうなれるわけじゃないし
頑張りようがないんだから、辛いんでしょうよ。味方なんて居ないんだから。
下手に集会とか話し合いとか設けられちゃって、こじらせるパターンもあるみたいで
それでなぜか、どんどん当事者が追いつめられていくわけだ。

頑張れ、努力が足りない、辛抱しろ、自己犠牲こそ美学
そんな言葉達に囲まれて逃げ場を失えば、
もう選択肢は一つになっちゃうよね。この世に未練タラタラだよね。

頑張れ
努力しなさい
の恐ろしき破壊力よ。

つまり責任取れない人は
簡単に言うなよって話しでした。

イジメについて、
また改めて書きます。

かれこれ二時間強。
放し飼いにしている文鳥がけたたましく鳴き、飛び回り
やかましい中での執筆。そんな昼下がりでございます。
皆様、よい一日をーー。





 
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